
血圧の上昇は主に生活習慣が原因で起こることがわかっています。血圧を下げるために医薬品が用いられることもありますが仲には副作用の強いものもあり、健康な生活を送る上では好ましい方法とはいえません。やはり生活習慣に起因する病状は生活習慣の改善により治療されるべきものだと思います。
血圧を上昇させる要因のうち特に注目を集めるものとして塩分の過剰摂取があります。なぜ塩分によって血圧が上昇するかには浸透圧による血液の増加、ナトリウムによる交感神経の活性化、ナトリウムによる血管の収縮など沢山の説が上げられていますが決定的なものは未だにわかっていません。
しかし現代の人々は必要以上の量の塩分を摂取していることにより多くの人が高血圧に悩まされているというのは事実です。
特に日本人の場合味噌やしょうゆといった塩分を多く含む調味料を食事に多く用いることもあり世界から見ても塩分摂取量の多い国民といってよいでしょう。一日あたりの日本人の平均塩分摂取量はおよそ12gといわれていますが、欧米諸国ではこれが5~7gと日本人のおよそ半分程度といわれています。さらに一日あたりの塩分摂取量の目安が10g以下とされているという報告もあります。
そう考えると日本人の多くが塩分を必要以上に摂取しているということになります。日本食の栄養価は世界でも注目されていますが塩分摂取量に関することは今後の課題となっていくことでしょう。 高血圧が気になる方がまずするべきは日々の食生活の改善なのではないでしょうか。