
カルシウム拮抗剤は血圧を下げる薬の中でも多くのものが市販されていて、実際に薬局などで目にすることも多い薬の一つとされています。
血管の平滑筋にあるカルシウムイオンに作用するカルシウムチャネルに作用することでカルシウムイオンの吸収を阻害し血管を広拡張させ園に流れる血液の圧力を軽減、つまりは血圧を下げることに直接つながる薬となっています。
名称にカルシウムとつてはいるものの正式にはカルシウムイオンやカルシウムチャネルに作用するものであって骨を構成しているカルシウムとは直接関係はありません。しかしこの名称ゆえに聞きなれない人にはカルシウムの吸収が阻害されるものとの誤解を受ける場合もあるようです。
カルシウム拮抗剤は非常に多くの種類が存在しますが大きく分けてジヒドロピリジン系、ベンゾチアゼピン系、フェニルアルキリアミン系の3つに分類されます。この3つの差異としては反応するカルシウムチャネルが違うということがあります。カルシウムチャネルにはそれぞれL,T,N,Pという受容体が存在しそれぞれを抑制する作用が薬によって様々なものが存在するということです。
副作用としては血管が拡張することによる頭痛、ほてり、むくみなどが存在しますがその他の血圧を下げる薬と比べて大きな副作用が見られないことも多くが市場に流通する要因の一つといえるでしょう。しかし副作用以外に注意する点として柑橘系の果物との相互作用が存在しこれらの薬と柑橘系の果物を一緒に摂取することで規定の量しか投与していないにもかかわらず逆に低血圧に悩まされるということもあるようです。